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ジョン・F・ドノヴァンの死と生 ポスター

ジョン・F・ドノヴァンの死と生

3.8 123分 2020/03/13 公開
ドラマPG12カナダイギリス
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あらすじ

監督は『Mommy マミー』や『マイ・マザー』のグザヴィエ・ドラン。主演のジョンを演じるのは、TV シリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン。舞台はニューヨーク。大ヒットTVシリーズに出演し、一躍スターの座へと駆け上った、人気俳優のジョン・F・ドノヴァン(キット・ハリントン)が死んだ。自殺か事故か、あるいは事件か、謎に包まれた彼の死の真相をにぎる鍵は、世間で一大スキャンダルを巻き起こした、11歳の少年ルパート(ジェイコブ・トレンブレイ)との100通以上に渡る秘密の文通。手紙から明かされる、華やかなスターの光と影、スキャンダラスな世界の表と裏。若くして世を去った美しきスター、ジョン・F・ドノヴァンの死と生を巡る物語。

場面写真

予告動画

ジョン・F・ドノヴァンの死と生の予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
グザヴィエ・ドラン
キャスト
キット・ハリントン/ナタリー・ポートマン/スーザン・サランドン/ジェイコブ・トレンブレイ/キャシー・ベイツ ほか
配給
ファントム・フィルム/松竹

クチコミ

みちゃ

居場所

- 6年前

もしも もしも 心許せる少年が彼の側にいたなら、あるいは”永い眠り”につかなくて済んだかもしれない‥‥‥ 彼の”孤独”があまりに切なく、やるせない

Deko

なぜ、あのライターに語るのか

- 6年前

見逃したのかな。なぜあの女性に書いてもらいたいのか、分からない。あの女性もなぜ興味を持ち始めたのかも分からない。

きゃも

脚本5年撮影2年の初英語作品😃

- 6年前

11歳の少年&人気俳優の文通という意外なアプローチで描かれる2組の母子、表現者としての生き方は、スタイリッシュな音楽と映像に監督の″大好き″がいっぱい詰まった苦悩と解放の美しい物語☆ 呼応し合う優しく孤独なふたつの魂にひき込まれ魅了されました⭐ お気に入りは、ダンブルドア先生に姿を変えた厨房の天使&お風呂のシーン&読み上げられるふたつの手紙☺ 若き巨匠の集大成的挑戦でもあるようです✨  

KUBO

キット・ハリントンが自らの境遇と重ねて熱演

- 6年前
グザヴィエ・ドランっていうのは常に「母と子」なんだよな。 まず、『GOT』ファンの私には、ドラマの大スター役がキット・ハリントンってところで絶対見ようと思ってたんだけど、登場シーンでファンから「最終回、最高でした」って大いなる皮肉(?)か… 続きを読む

グザヴィエ・ドランっていうのは常に「母と子」なんだよな。 まず、『GOT』ファンの私には、ドラマの大スター役がキット・ハリントンってところで絶対見ようと思ってたんだけど、登場シーンでファンから「最終回、最高でした」って大いなる皮肉(?)から始まるところがもう最高!(撮影時期は『GOT』シーズン7の前後だったそうだから、偶然そうなったわけだけど(^^)) だいたいドラマが大ヒットして一躍スターになった俳優って役柄がキット・ハリントンに丸かぶり。本人もあまりに自分の境遇に近いので、奇妙な出来事だったと語っているが、役に共感できるからこその、彼にしかできない演技だったろう。 で、この大スター、ジョン・F・ドノヴァンと文通していた少年ルパートが、もう子役と言ったら彼しかいないんじゃないかって勢いのジェイコブ・トレンブロイくん。本作でも流石の芸達者ぶりを見せてくれる。 で、ストーリーは、大人になったルパートくんが、雑誌の取材を受けて、かつてのジョン・F・ドノヴァンを回想する形で進む。この時の記者役がドラマ『ウェスト・ワールド』のタンディ・ニュートンなのも海外ドラマファンとしてはうれしいところ。 最初にグザヴィエ・ドランは「母と子」って書いたけど、本作では、このルパート少年と母(ナタリー・ポートマン)と、ジョン・F・ドノヴァンと母(スーザン・サランドン)の2組の「母と子」の物語が語られる。(ジョン・F・ドノヴァンについては単に母と子の関係だけではなく、性的指向やその他も含まれるけど) 『マミー』や『たかが世界世界の終わり』でのぎすぎすした親子関係は見ていて不安になったが、本作では母と子はやっとわかり合える。グザヴィエ・ドランらしくないと捉える向きもあるだろうが、ちょっとホッとした。 憧れのスーパースターにファンレターを送ったら返事が来た!って着想は、グザヴィエ・ドラン自身が『タイタニック』を見た後にレオナルド・ディカプリオにファンレターを送ったという実話から来ているそう。 そして物語は、その、少年にとっては夢のような出来事だったことが、世間に露見したあたりから、ジョン・F・ドノヴァン自身の境遇にも大きな変化をもたらすことになる。 ただ、どうなんだろうなぁ? 最近の映画って、LGBTは純愛で、男女の恋愛は複雑だったりしない? まあ、そこだけの映画じゃないからいいんだけど、LGBT、多過ぎ! あと、音楽の使い方が最高! アデル、グリーン・デイ、そしてザ・ヴァーヴ。最近は80年代のロックを使う映画が多いけど、本作では90年代〜2000年代の、それよりちょっと若い層に向けたオールディーズ、グザヴィエ・ドランが聴いてきたであろうヒット曲が作品の肝心なところで印象的に使われている。 今までのグザヴィエ・ドラン作品と比して、アート感は薄まった反面、間口は広がった印象。手紙を介して、会ったことのない大スターと小学生がお互いの人生に影響を与え合う、複雑だが絶妙な脚本。そして何より、自らの境遇と重ね合わせてジョン・F・ドノヴァンを演じたキット・ハリントンの魅力! 良くも悪くもグザヴィエ・ドランが大人になったと捉えることもできるけど、私は彼の作品で一番好きです。

KZK ネタバレ

偽りは最後は自分を苦しめる

- 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

新宿ピカデリーにて試写会鑑賞。 少し期待し過ぎたせいか思ってた作品とは違い少し退屈に感じることはあった。 詩的なセリフが多かったり哲学的なセリフや描写も多いと個人的には感じた。 予告を見るとジョン・F・ドノヴァンの死は自殺か他殺か、それとも病死なのか。その鍵を握っているのは文通を行っていた少年であり彼が全てを知っている。 そんな感じで期待をして鑑賞したのだが、正直この辺りはあまり深く関係なかったように思う。 ジョンも文通相手となった少年ルパートも互いに自分の気持ちや考えていることを押し殺し、偽りの人生を送り日々生きてる実感のない人生を送っている事に悩む。 文通をする事でではな互いになにか刺激をしあうのかと思いきやそのような強い描写はない。 ルパートはジョンのファンのため文通自体に幸せを感じてはいるが、それが日々の生活になにかプラスになるような事に取り組めてはいない。 ジョンもルパートも根本的には周囲のこと、世間のことを第一に考えて嘘を重ねて生きているのだがその嘘がかえって周囲を傷つけそして最後は自分が苦しむことになってしまっている。 ジョンは世間を気にし同性愛の恋人と別れ、そして世間に漏れたルパートとの文通のやりとりも否定し、ルパートを傷つけた。 最後は自分の行いを省みて、反省し歩み寄るがやはり相手も人間だ。彼らも反省し素直に生きるジョンを理解することはできても受け入れることはできなかった。 そしてジョンは死を選択する。 一方ルパートはN.ポートマン演じる母親に素直な気持ちを打ち明け、夢である俳優の道を今まで以上に頑張ることと同時に、家族愛を言葉で伝え合うことで関係を修繕させた。 そして同性愛である事を今は当たり前の幸せとして堂々と生活を送ってる事が描かれて終わる。 互いに共通したもの同士が最後は対比的な終わり方をしているのはとても現実的に描かれていたように思う。 劇中でも語られていたが嘘とは時には周囲を幸せにし、時には美しい事もある。 しかし同時にこの作品でも描かれていたように時として相手を傷つけ、自分をそれ以上に傷つけるものでもある。 過ちと気付いた時に反省しすぐに改めた行動をすることはもちろん大切な事だが、しかしそれが周囲に受け入れてもらい回復するかはまた別問題である。 許してもらったり、理解をしてもらってもその時自分が生きる環境は壊れてしまいマイナスからの再スタートになる事もある。 人を貶める嘘はもちろん誰しもが悪いという事は分かる事だ。では人を傷つけない嘘は問題ないのか。 そういった事を考えさせられ楽しむ作品なのかと個人的には捉えて楽しませてもらった。 正直これがポピュラーな楽しみ方かどうかは分からず自信もないが、少なくとも少しでも偽りのない、そして素直な人生を歩めるようにしていきたい。そんなことはこの作品から学ばさせてもらった。

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